-
冬のキャンプで実践したい8つの暖房対策 | 極寒でも暖かく!
.
冬のキャンプは、壮大な景色、虫が少ない環境、心地いいキャンプファイヤー、ぐっすり眠れる機会など、夢のような体験ができます。 しかし、寒さが厳しすぎると楽しめず、むしろ悪夢のような状況になることも。そこで、快適に過ごし、しっかり休息を取るための8つのコツを紹介します。 1. しっかり食べる 脂肪分の高い食事は体を長時間温めてくれます。この機会にボリューム満点の料理を楽しみ、その後はキャンプファイヤーを囲んでホットチョコレートを味わいましょう。 2. 就寝前にトイレを済ませる 暖かい寝袋から出たくなくなる前に、就寝前に必ずトイレを済ませておきましょう。でも、もし夜中にトイレに行きたくなったら、我慢せずに行くのがベスト。 膀胱がいっぱいだと、体が温まるためのエネルギーを無駄に消費してしまいます。 3. 寝る前に着替える 寒さと疲れでそのまま寝袋に飛び込みたくなるかもしれませんが、清潔で乾いた服に着替えることは大切です。 湿った服(汗が染み込んだもの)のままだと、一晩中体が冷えてしまいます。 4. 体を温めてから寝袋へ 冷えた体で冷たい寝袋に入ると、暖まるまでに時間がかかります。寝袋に入る前に、その場で軽く体を動かして体温を上げましょう。 ただし、汗をかくほど激しく動くのは避けてください。もう一つのコツは、耐熱性のある飲料ボトルに熱湯を入れ、寝袋の中で抱えること。 やけどしないように注意し、ボトルが漏れないことを確認してください。 5. 適切な寝具を用意する 夜の寒さをしのぐために、しっかりとした四季対応の寝袋を用意しましょう。滞在場所の平均夜間気温や気象条件を事前に調べ、自分に合ったものを選んでください。 ダウンの寝袋は断熱性に優れていますが、湿気が多い環境では合成繊維の寝袋の方が適している場合もあります。 シルクやフリースの寝袋ライナーを使うと、寝袋を清潔に保ちつつ、さらに暖かさをプラスできます。 6. 寝袋を乾燥させてふかふかに ダウン製の寝袋を使用する場合は、テント設営中に広げて空気を含ませておきましょう。これにより、断熱効果が高まります。 また、寝袋で顔を完全に覆うのは避けましょう。息による湿気が寝袋内部にたまり、保温性を損ないます。冬用の寝袋にはフードが付いているものが多いので、口元を外に出し、顔周りのドローコードを調節して息が外に逃げるようにしましょう。 または、ニット帽をかぶって頭を暖かく保つのも効果的です。もし寝袋の中で汗をかいてしまったら、翌日にしっかりと乾かしてください。 7. 地面からの冷気を遮断する 地面からの冷気を防ぐために、四季対応のスリーピングマットやキャンプ用コットを使用しましょう。適切な断熱材があると、睡眠中の快適さが大きく向上します。 8. 寝るときの服装に注意 重ね着が足りないと寒さで目が覚め、重ねすぎると汗をかいてしまいます。最適な重ね着のバランスを見つけるには少し練習が必要ですが、基本はサーマルウェア、ミドルレイヤー、厚手のソックス、そしてニット帽を着用することです。 ベースレイヤーには、天然の温度調節機能があるメリノウールがおすすめ。ポリエステルよりも汗をかきにくく、快適に過ごせます。特に寒い場合は、メリノウールの上に薄手のフリースを重ねると良いでしょう。 綿素材は湿気を吸収して体温を奪うので避けてください。重ね着の枚数は個人差がありますので、自分の体質や寝袋の性能、外気温に合わせて調整しましょう。
-
ハイキングの基本用語50:初心者から上級者まで完全ガイド
.
ハイキングの専門用語が多すぎて混乱していませんか?ご安心ください。このガイドがあなたの道しるべとなります。それでは、ハイカーならぜひ知っておきたい50の用語をご紹介します。 アルパインスタート 日の出前、夜明けの数時間前に起きて山頂を目指すこと。 ベースウェイト 食料や水などの消耗品を除いた装備の総重量。衣類、テント、ストーブ、バックパック自体も含まれます。 ベータ これから歩くトレイルをすでに経験した人からの情報やアドバイス。 ブレイズ トレイルマーカーのこと。通常、木にペンキで印をつけたり、標識を取り付けたりします。 ボンク ハイキング中に突然エネルギーや気力が尽きてしまうこと。多くはカフェインや糖分の摂取後に起こります。 ブッシュバッシング/ブッシュワッキング 草木が生い茂る道をかき分けて進むこと。 キャッシュ 後で取り出すためにトレイル上に隠しておく食料や物資。 ケルン 道標として積み重ねられた人造の石の塔。 キャメルアップ 水源を離れる前に、水をたくさん飲んでおくこと。 コールドソーキング ストーブを持たずに、乾燥食品に冷水を加えて数時間待ち、食事を準備する方法。 ディティーバッグ バックパックの中で失くしたくない小物をまとめて入れるスタッフサックやドライバッグ。 ファストパッキング バックパッキングとトレイルランニングを組み合わせ、できるだけ早く長距離を移動すること。 FKT(エフケーティー) 「Fastest Known Time」の略。トレイルの最速記録。 フリップフロップ トレイルの端から端まで直線的に歩くのではなく、あちこちのセクションをつなげて歩くこと。天候の良い時期を選んだり、混雑を避けたりするために行われます。 フォード 川や小川を歩いて渡ること。 ギアヘッド 最新で最高のハイキングギアを揃えることに情熱を注ぐ人。 GORP(ゴープ) 「Good Old Raisins and Peanuts」の略。ナッツ、ドライフルーツ、チョコレートなどを混ぜたトレイルミックスのこと。 グラウンドコントロール トレイル上のハイカーのサポート役として、現実世界での問題に対処する家族や友人。 ハングリー 空腹からくる怒りや苛立ち。避けたい状況です。 ホットスポット 放置すると水ぶくれになる可能性のある、擦れて赤くなった皮膚の部分。 LNT 「Leave No Trace」の略。自然環境に痕跡を残さないようにするアウトドアでの基本理念。 マウンテンマネー トイレットペーパーの俗称。 NoBo/SoBo northbound(北行き)/…
-
雨の日ハイキングのメリットとヒント:悪天候でも楽しむ!
.
天気が完璧な日だけハイキングに出かけていると、本当に素晴らしい体験を逃してしまいます。少しの雨だからといってハイキングを諦めないでください。 雨の日のハイキングには多くのメリットがあります。濡れずに、快適で安全に、楽しく雨の日のハイキングを楽しむための簡単なヒントを紹介します。 雨の日のハイキングを楽しむ理由 トレイルを独り占めできる 他の人々がこの記事を読まない限り、晴れた日よりもトレイルに人が少なくなるでしょう。 雨が目的地に神秘性を加える 晴れた日のハイキングも素晴らしいですが、雨の日にこそ訪れるべき場所もあります。霧が立ち上ると、全く違った独特の雰囲気が生まれ、自然の美しさを再発見できます。 涼しくハイキングできる 当たり前のように思えるかもしれませんが、雨の日は暑くなりすぎたり日焼けしたりする心配が少なくなります。これは常にプラスです。 1. 天気予報を確認する 雨の中のハイキングと嵐の中のハイキングは別物です。装備の限界(防水か耐水か)、雨の日のトレイルの状態、状況に応じた適切な服装を理解することが重要です。 異常気象警報が出ている場合は、ハイキングに出かけないでください。 2. 適切なレインウェアを準備する 雨の日のハイキングには、防水性だけでなく、軽量で通気性の良いギアが必要です。汗をかくと肌が蒸れて不快になるので、通気性は重要です。 最高の防水ジャケットには、完全にシームテープされた縫い目、調節可能な袖口、フルに調節可能なフード、雨をはじくしっかりとしたつばが付いています。 このつばは、雨が顔から滴り落ちるのを防ぎます。ただし、軽量なジャケットは重いものほど耐久性がない場合があるので、自分のニーズに合わせて耐久性と軽さのバランスを考えましょう。 3. 適切なベースレイヤーを選ぶ 雨の日にハイキングをする際は、低体温症を避けるためにも暖かく乾いた状態を保つことが重要です。 暖かく、吸湿速乾性があり、軽量で断熱性の高いポリエステルやウールのベースレイヤーを選びましょう。綿は湿気を吸収し、乾きにくいので避けてください。「綿は命取り」と言われています。 4. 足をケアする 足を乾いた状態に保ち、保護するためには、耐久性があり、防水性が高く、深い溝のあるハイキングブーツが不可欠です。 さらに、防水ゲイターをブーツの上から着用することで、水の侵入を最小限に抑えられます。足が濡れた場合、柔らかく湿った皮膚は水ぶくれができやすいので、早めに対処しましょう。 5. バックパックを防水する 雨の中でハイキングをする際は、バックパックとその中身を濡らさないようにすることが重要です。 バックパックの外側を保護するためには、質の良いレインカバーが必須ですが、それだけでは不十分です。 携帯電話や財布などの貴重品は、パックライナーやシームシールされたロールトップのドライサックに入れて保管すると、さらに安心です。 6. エネルギー補給を忘れない 雨の中でハイキングをすると、濡れずに目的地に着くことに集中しすぎて、エネルギー補給を忘れがちです。 しっかりと水分を摂り、ハイキングを乗り切るためのエネルギーを確保することが重要です。 適切な水分補給と栄養摂取は、歩き続ける力になるだけでなく、体温を調節して体を暖かく保つのにも役立ちます。 7. 濡れたギアは早めに乾かす ハイキングが終わったら、カビや劣化を防ぐために濡れたギアをしっかり乾かしましょう。 ハイキング中にキャンプをする場合は、テントの前室に乾燥エリアを設け、濡れたアイテムが寝袋などの乾いたギアに触れないようにします。 こうすることで、次の冒険に向けて準備万端で帰宅できます。 8. 前向きな姿勢を持つ 最後に、雨に降られても冒険を台無しにしないでください。適切な装備と少しの準備、前向きな心構えがあれば、素晴らしく楽しいハイキングを楽しむことができます。 良い面に目を向けましょう。葉に落ちる雨音を楽しみ、霧がかかった雰囲気や、雨で鮮やかな緑色に輝く植物を堪能してください。 さらに、トレイルを歩く人が少ないので、自然の静けさに完全に浸ることができます。
-
パファージャケットの選び方:完璧の一着を見つけるために
.
パファージャケットは、どんなクローゼットにも欠かせないアイテムです。まるで大きな暖かいハグを身にまとっているような心地よさです。 しかし、完璧なジャケットを見つけるにはどうすれば良いのでしょうか? ここでは、パファージャケットの種類や特徴を詳しく解説し、あなたに最適な一着を選ぶお手伝いをします。 パファージャケットとは? パファージャケットは、中綿(フィル)が詰められたボリューム感のあるジャケットで、寒い季節に高い保温性です。 中綿の素材によって性能や特徴が異なるので、自分のライフスタイルや用途に合ったものを選ぶことが重要です。 合成素材の中綿(シンセティックフィル) 合成中綿とは 合成中綿は、主にリサイクルポリエステルから作られています。 ブランドによっては、使用済みのプラスチックボトルをリサイクルし、極細のポリエステル繊維として生まれ変わらせています。 これらの繊維が空気のポケットを形成し、暖かさを閉じ込めます。 合成中綿のメリット 合成中綿のデメリット ダウン(羽毛)フィル ダウンとは ダウンは、水鳥(ガチョウやアヒル)の胸元から採取される柔らかい羽毛です。天然素材であり、優れた断熱性能を持っています。 ダウンのメリット ダウンのデメリット どちらを選ぶべき? 使用シーンに合わせて お手入れのしやすさ 価格と予算 環境と倫理への配慮 リサイクル素材の活用 動物福祉への取り組み お手入れとメンテナンス 合成中綿のケア方法 ダウンのケア方法 スタイルとデザイン シルエットの違い カラーバリエーション まとめ パファージャケットは、冬の必需品として機能性とファッション性を兼ね備えたアイテムです。 合成中綿とダウンの特徴を理解し、自分のライフスタイルやニーズに合った一着を選びましょう。 環境や動物福祉への配慮も考慮し、長く愛用できるジャケットを手に入れてください。
-
防水ジャケット完全ガイド:耐水圧と透湿性の評価方法を徹底解説
.
想像してみてください。ハイキング中に突然の土砂降りに遭遇したのに、ベースレイヤーが全く濡れず、まるで乾燥機から取り出したばかりのような状態です。 これが防水アウトドア用品の魔法です。しかし、「防水」とは具体的に何を意味し、自分の汗で蒸れないようにするにはどうすれば良いのでしょうか? ここで重要になるのが、透湿性と耐水圧(静水圧)の評価です。それでは、こうした専門用語について詳しく解説していきましょう。 防水性の評価:耐水圧(静水圧)とは 耐水圧(静水圧)は、生地の防水性を示す業界標準の指標で、ミリメートル(mm)で測定されます。 この数値は、生地が水漏れを起こすまでに耐えられる水圧を表しています。数値が高いほど、防水性が高いことを意味します。 耐水圧のテスト方法 耐水圧のテストでは、小さな生地のサンプルに水柱を垂直にかけます。水柱の高さを徐々に上げていき、生地に水が浸透し始めるまで続けます。 そのときの水柱の高さ(mm)が耐水圧の値となります。 例: 一般的な耐水圧の目安 透湿性の評価とは 透湿性は、ジャケットの内側から汗や湿気を外へ逃がす能力を指します。これで、運動中でも快適な状態を保つことができます。 透湿性の測定方法 透湿性は、グラム(g/m²/24時間)で表されます。これは、1平方メートルの生地を24時間で通過する水蒸気の量を示しています。 テスト方法: 一般的な透湿性の目安 ベースレイヤーの重要性 どんなに高性能な防水・透湿ジャケットでも、その下に適切なベースレイヤーを着ていなければ効果は半減します。 適切なベースレイヤーの選び方 その他の考慮事項 防水性と透湿性の評価は、ジャケットの性能を判断する重要な指標ですが、他にも注目すべき要素があります。 ジャケット選びのポイント まとめ 防水性と透湿性の評価を理解することで、自分のニーズに合ったジャケットを選ぶことができます。天候や活動内容に応じて最適な装備を選び、アウトドアを快適に楽しみましょう。 ポイント: どんな天候でも快適に過ごすためには、自分に合ったジャケットと適切な装備が不可欠です。防水性と透湿性の評価を活用して、最適な一着を見つけてください。 雨の日も、晴れの日も、アウトドアを思いっきり楽しみましょう!
-
RDS認証ダウンとは?動物福祉に配慮したダウンの選び方
.
ダウンは優れた天然素材ですが、その生産過程で動物が虐待されているのであれば、私たちはそれを望みません。 2016年以降、あるブランドのダウンはResponsible Down Standard(RDS)の独立認証を受けています。 RDSは、農場から最終製品までのダウンと羽毛の生産における動物福祉の実践を説明し、認証する国際的な基準です。 100%倫理的に調達されたダウンと羽毛 責任あるダウン基準(RDS)は、動物の「5つの自由」を保護しています。これで、強制給餌や生きたままの羽毛採取(ライブプラッキング)が禁止されています。 RDSは、農場から製品までのダウンを追跡可能にするため、消費者は鳥たちが健康で、痛みや恐怖、ストレスを感じずに生活していることを確信できます。 動物の「5つの自由」とは ダウンは副産物です アウトドア用品に使用されるダウンは、食肉用に飼育されたガチョウやアヒルからの副産物です。農家にとって、羽毛の価値は収入の約5%に過ぎません。 仮にすべてのアパレルや寝具メーカーがダウンの使用を中止しても、ガチョウやアヒルの飼育自体は続き、羽毛は最終的に廃棄されてしまう可能性が高いのです。 その代わりに、羽毛とダウンは洗浄・消毒され、ダウンジャケットやその他の衣類・ギアにリサイクルされています。 消費者としての私たちの選択が、これらの動物の生活水準や環境への影響に寄与できるのです。 コラボレーションがもたらす大きな影響 ダウンのサプライチェーンは非常に複雑です。原材料は農場から加工業者、ブローカー、製造業者へと渡り、追跡が困難です。 そのため、RDSのような業界全体での協力体制が、大きな変化をもたらす最善の方法となります。 業界全体での取り組み 自然のダウンが持つ優位性 ダウンは、人工素材では再現できない独特の特性を持っています。合成断熱材は代替品となり得ますが、暖かさ、軽量性、圧縮性、耐久性の点で、ダウンには及びません。 ダウンの特長 最終的な選択はあなた次第 私たちのダウン製品は、暖かさや軽さだけでなく、倫理的な観点でも最高の素材を使用していると自信を持っています。 あるブランドでは、農場から製造までの完全なトレーサビリティを実現し、追跡可能なダウンを使用しています。 しかし、最終的な選択はお客様自身に委ねられています。 動物性製品を避けたい方へ 動物性製品を避けたい場合、優れた合成断熱材のオプションもあります。 ダウン製品の選び方 ダウンがどのように暖かさを保つのかご存知ですか?ダウンの品質を示すフィルパワーについて理解すると、製品選びの参考になります。 フィルパワーとは フィルパワーは、ダウンのふくらみ具合(ロフト)を示す数値で、数値が高いほど軽くて暖かいダウンとなります。 まとめ 私たちは、倫理的に調達された高品質なダウン製品を提供することで、動物福祉と環境保護に貢献しています。 消費者として、あなたの選択がより良い未来を創る一助となります。 ダウンの暖かさを実感しながら、責任ある選択を一緒に進めていきましょう。
-
レインジャケットの洗濯&メンテナンス方法:防水・通気性を長持ちさせるコツ
.
レインジャケットは、防風・防水・通気性など優れた機能を備えたアウトドアの必需品です。しかし、汚れや汗が蓄積するとその性能が低下してしまいます。 ここでは、レインジャケットを長持ちさせ、常に最高の状態で使用するための正しい洗濯方法をご紹介します。 レインジャケットは洗える?洗うべき理由 はい、レインジャケットは洗えます。そして、定期的に洗うことが重要です。 汚れや油分、汗が生地に蓄積すると、通気性が損なわれ、防水性能も低下します。 特に頻繁に着用する場合は、月に一度の洗濯を目安にしましょう。 洗濯前の準備 レインジャケットの正しい洗い方 手洗いと洗濯機、どちらが良い? 一般的には、洗濯機での洗濯が可能です。ただし、デリケートコースや弱回転モードを選びましょう。 心配な場合や特にデリケートな素材の場合は、手洗いを検討してください。 適切な洗剤の選び方 洗濯の手順 レインジャケットの乾燥方法 レインジャケットの再防水(リプローフィング) 再防水が必要なサイン 洗濯後、水滴が生地に染み込む場合は、防水効果が低下しています。定期的な再防水処理で、防水性能を復活させましょう。 再防水の方法 レインジャケットのメンテナンスのポイント まとめ レインジャケットを正しく洗濯し、適切に手入れすることで、その性能を長く保つことができます。 定期的なメンテナンスで、快適なアウトドアライフを楽しみましょう。
-
アウトドア用品を長持ちさせる!パンク防止からファスナーケアまでのメンテナンス法
.
長持ちするアウトドア用品は多くなってきていますが、頻繁な使用、思いがけないアクシデント、または時間の経過によって、どんなアウトドア用品も摩耗や損傷を避けられません。 そのため、バックパッキングアウトドア用品のメンテナンスは非常に重要です。適切なケアを行うことで、お気に入りのアウトドア用品は常に最高のパフォーマンスを発揮し、長期間にわたって信頼できる存在であり続けます。 ここでは、睡眠システムの主要コンポーネントであるスリーピングマット、寝袋、キルトによく見られる問題と、それを軽減するためのメンテナンス方法を紹介します。 スリーピングマットのメンテナンス方法 パンクを防ぐ方法 スリーピングマットのパンクは、修理工場で最も多く見られる問題です。 目に見えない小さな穴から、犬に噛まれてバルブが取れてしまったものまで、さまざまなケースがあります。 パンク防止のための2つのヒント: パンクしたパッドの修理方法 パンクを防いでも万が一穴が開いてしまった場合は、修理することが大切です。 修理のポイント: パッドの剥離(デラミネーション)を防ぐ方法 パッドの剥離は、内部の接着剤が劣化して生地が剥がれる現象です。これを防ぐためには、定期的な清掃と適切な保管が重要です。 清掃のポイント: 寝袋とキルトのメンテナンス方法 ファスナーのトラブルを防ぐ ファスナーが生地を噛んでしまうと、生地の破損につながります。 防止策: 生地と断熱材の劣化を防ぐ 寝袋やキルトは、適切なケアで性能を長持ちさせることができます。 ケアのポイント: 出発前のチェックリスト 最後に 適切なアウトドア用品のメンテナンスは、アウトドアでの体験をより快適で安全なものにします。 アウトドア用品との信頼関係を築き、長く愛用するために、日頃からのケアを心がけましょう。
-
冬の間の寝袋とインフレーターマットの保管方法:清掃・修理・収納
.
好きであろうとなかろうと、冬はやってきます。他の季節と同様に、少し準備が必要です。 この厳しい季節とともにやってくるスキー、ブーツ、ボード、ソリ、アイスアックス、ジャケット、ビーニー帽などのためにスペースを確保しなければなりません。 つまり、夏用の寝袋やマットを冬に備えて保管する時期。冬に向けてアウトドア用品を最適に保管する方法のヒントを紹介します。 インフレーターマットの保管方法 1. 掃除する 寝具を清潔に保つことで、その使用期間を延ばすことができます。生地に蓄積した汚れや体の油分は、寝具の早期劣化の原因となります。 また、汚れたまま放置すると、寝具が剥がれ始めることもあります。研究によれば、体の油分に含まれる脂肪酸が、生地の下のフィルムを粘着性にすることがわかっています。 では、インフレーターマットの掃除はどうすればよいでしょうか?多目的クリーナーで十分です。 石鹸と水でも同様の効果があります。インフレーターマットに洗浄液をスプレーし、拭き取ってから水でよくすすぎましょう。 2. 修理する 冬は、昨夏にトレイルで応急処置した箇所をしっかり修理するのに最適な時期です。 放置しがちですが、次のシーズンに備えて準備しておくと安心です。 インフレーターマットの修理に困っていたり、DIYが苦手な場合は、修理してくれる業者に依頼してみましょう。 3. 保管する セルフインフレータブルパッド(自動膨張式マット)は、将来の性能を保つために適切な保管が不可欠です。インフレーターマットを平らに置き、バルブを開けておくのが最善です。 フォームパッドをきつく巻いて圧縮し、バルブを閉じたまま長期間保管すると、次のシーズンに取り出したときに膨張しにくくなる可能性があります。 エアマットレスをお持ちの場合は、きつく巻いて冬の間保管しても問題ありません。 プロのヒント:フルサイズの自動膨張式インフレーターマットを保管するスペースを見つけるのが難しい場合、以下の場所を検討してみてください。 寝袋、ブランケット、キルトの保管方法 夏用や3シーズン用の寝袋、ブランケット、キルトは、冬の間は保管することになります。 しかし、収納する前に、耐久性と快適性を高めるために行うべき重要なステップがあります。 1. 洗う 寝袋を洗うことは、個人の衛生を改善するだけでなく、将来テントで一緒に寝る仲間との関係を良好に保つためにも重要です。 実際、寝袋を洗うことで、睡眠システムの保温能力を本質的に回復させることができます。 洗濯により、断熱材に入り込んで固まりを作り、冷たい部分を生じさせる油分を除去します。特にダウンの断熱材は、合成素材よりもこの影響を受けやすいです。 固まりがないか確認するには、寝袋を日光にかざしてみてください。暗い部分は断熱材が詰まっており、半透明の部分は冷たいスポットです。 断熱材が均等に分布し、半透明な部分が最小限であることが理想的です。寝袋を洗うことで、断熱材を均等に再分配するのに大いに役立ちます。 寝袋を洗濯機に入れる前に、次のことを知っておきましょう。 撹拌機付きの縦型洗濯機は、寝袋を傷める可能性があります。フロントローディング式の洗濯機(多くのコインランドリーで見つかります)を使用し、洗剤を含まない石鹸を使い、すすぎと脱水のサイクルを多めに行ってください。 フロントローダーが見つからない場合は、昔ながらの手洗いも一つの方法です。 寝袋にNikwax® Hydrophobic Down™(Therm-a-Restの3シーズンおよび4シーズンのダウン寝袋すべてに使用)が使用されている場合は、寝袋の撥水性を維持するために、Nikwax Down Wash Direct™で洗うことをオススメします。 一般的な洗剤では、ダウンに水を引き寄せる残留物が残ってしまいます。Down Washは、耐久撥水(DWR)コーティングを損なうことなく、寝袋を効果的に洗浄します。 ただし、数回洗濯した後は、Nikwax Down Proof™を使用して寝袋のDWRコーティングを復元する必要があります。 乾かす 寝袋を乾かすときは、低温が重要です。高温だと生地が溶けてしまう恐れがあります。 大型の業務用乾燥機を使用することを推奨しますが、寝袋が膨らんで乾燥機のヒーター部分に引っかからないよう注意が必要です。 そのため、乾燥機にテニスボールを数個入れると、寝袋がヒーターから離れ、固まったダウンがほぐれます。 2. 保管する メッシュで大きめの収納バッグは、寝袋の通気性を確保し、断熱材が圧縮されないため、冬の保管にはこちらを使用することをオススメします。 通気性のある大きなサックがない場合は、寝袋を吊るすか、開いたまま(軽く畳んでも構いません)保管するのが良いでしょう。重要なのは、寝袋の断熱材を圧縮しないことです。 最後に、寝袋は温度変化の激しくない場所に保管してください。 ガレージなどが非常に寒くなったり、非常に暖かくなったりする場合、その温度サイクルによって湿気が発生する可能性があります。…
-
寝袋の洗い方 | ダウンや合成素材の正しい洗い方と保管方法
.
何シーズンも冒険を続けると、寝袋やキルトが少し疲れて見えるかもしれません。キャンプファイヤーや朝露のかび臭い匂いがすることも。 寝袋のクリーニングはとても重要です。表面の汚れや油分は徐々に中の詰め物に浸透し、ロフト(ふくらみ)と暖かさを失わせます。 寝袋のクリーニングは簡単ですが、軽量な生地や繊細な合成繊維、ダウンの詰め物は、適切に洗わないと損傷する可能性があります。 寝袋を最高の状態に保つために、寝袋とキルトの簡単な洗濯方法を紹介します。 寝袋の洗い方:基本 まずは、「してはいけないこと」から始めましょう。寝袋を洗うことは大切ですが、洗いすぎると性能を損なう恐れがあります。 定期的に使用する寝袋でも、洗濯は年に一度が目安です。また、寝袋やキルトをドライクリーニングしたり、漂白したり、アイロンをかけたりしないでください。 次に、寝袋の洗い方が重要です。専門のクリーニングサービスもありますが、時間がかかる場合があります。浴槽で手洗いする方法もありますが、手間がかかります。 ギアを傷めないために、フロントローディング式の業務用洗濯機と乾燥機を使用することをオススメします。 トップローディング式の洗濯機は絶対に使用しないでください。撹拌により内部のバッフルが裂けたり、生地や縫い目が損傷する可能性があります。 必要なもの 作業を始める前に、以下のものを用意しましょう: ダウン寝袋とキャンプ用キルト 1. 洗い方 2. 乾かし方 3. 撥水処理の再生 4. 保管方法 合成寝袋とキャンプ用キルト 1. 洗い方 2. 乾かし方 3. 保管方法