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アウトドアで飲む一杯のコーヒーほど格別なものはありません。温かい香りを楽しんだり、カフェインで元気をチャージしたり、キャンプでのコーヒーは幸せな時間をもたらしてくれます。でも、キャンプ場でどうやってコーヒーを淹れればいいのでしょう?

お気に入りのコーヒーメーカーやバリスタがいない環境では、少し工夫が必要です。ここでは、キャンプ中にコーヒーを作る6つの方法を、シンプルなものから道具を使うものまで紹介します。

1. インスタントコーヒー

バックパッカーは荷物を軽くしたいもの。山奥へ行くときは、コーヒーのために余計な重量を増やすのは難しいですよ。そんなときは、インスタントコーヒーが便利です。お湯に溶かすだけで、簡単にコーヒーを楽しめます。

2. カウボーイコーヒー

カウボーイコーヒーは、シンプルな淹れ方で知られるコーヒーです。インスタントコーヒーと似ていますが、粉が溶けない点が異なります。濃いめの味が好きな方にはおすすめです。作り方は以下の通りです。

  1. 鍋に水を入れ、焚き火やキャンプストーブで沸騰させます。
  2. 火から下ろし、30秒ほど待ちます。
  3. コーヒーの粉(目安:水240mlに対して大さじ2杯)を加え、よくかき混ぜます。
  4. 数分間そのまま置き、時々かき混ぜます。
  5. 粉を沈めるために、少量の冷水を加えます(お好みで)。
  6. マグカップに注ぐ際、粉が入らないよう注意しながら注ぎます。

3. コールドブリューコーヒー

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保温ボトルがあれば、自宅でコールドブリューを作って持参し、キャンプで温めて飲むこともできます。濃いめに作ったコールドブリューにお湯を注げば、手軽においしいホットコーヒーが楽しめます。作り方は以下の通りです。

自宅で:

  1. 粗挽きのコーヒー粉3/4カップと水4カップを混ぜます。
  2. 一晩(約12時間)冷蔵庫で抽出します。
  3. コーヒーを濾し、保温ボトルに入れます。

キャンプで:

  1. お湯を沸かします。
  2. コールドブリューにお湯を加え、お好みの濃さに調整します。

※味の調整は何度か試してみてください。

4. ハンドドリップコーヒー

ハンドドリップは、本格的な味を楽しめる方法です。車でのキャンプなら、ドリッパーを持っていくのも簡単ですし、折りたたみ式のシリコンドリッパーも便利です。キャンプでのハンドドリップの手順は以下の通りです。

  1. お湯を沸かします。
  2. ドリッパーにフィルターをセットし、中挽き~粗挽きのコーヒー粉を入れます(ドリッパーの半分~2/3程度)。
  3. 沸騰したお湯を少し冷まし(約30秒)、粉全体にゆっくりと注ぎます。均等に湿らせるようにしましょう。
  4. コーヒーが落ちきったら完成です。

5. フレンチプレスコーヒー

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車でのキャンプでは、フレンチプレスを持っていくのもおすすめです。フレンチプレスで淹れたコーヒーは、豊かな風味とコクが魅力です。作り方は以下の通りです。

  1. お湯を沸かします。
  2. フレンチプレスの蓋とプランジャーを外し、粗挽きのコーヒー粉を入れます(1杯あたり大さじ1.5~2杯が目安)。
  3. お湯の半量を注ぎ、30秒ほど蒸らしてからかき混ぜます。
  4. 残りのお湯を注ぎ、蓋をしてプランジャーは上げたままにします。
  5. 3~4分待ちます。
  6. ゆっくりとプランジャーを押し下げ、カップに注ぎます。

6. パーコレーターコーヒー

パーコレーターは、キャンプでの定番コーヒー器具です。直接火にかけられるので、焚き火やストーブの上で使えます。作り方は以下の通りです(内部フィルター付きの場合)。

  1. パーコレーターのフィルターチャンバーを外し、本体に水を入れます。
  2. フィルターをセットし、バスケットに粗挽きのコーヒー粉を入れます(目安:水1カップに対して大さじ1杯)。
  3. パーコレーターを火にかけ、中火~強火で加熱します。
  4. コーヒーが抽出されるまで5~8分ほど待ちます。

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