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トレッキングポールを最大限に活用したいですか?次のハイキングで最適なサポートと安定性を得るための正しい使い方を紹介します。

1. 自分に合ったトレッキングポールを選ぶ

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まずは、自分のニーズに合ったトレッキングポールを選ぶことが大切です。

長く平坦な道を歩き、運動量を増やしたい場合は、ノルディックウォーキング用のポールが適しています。山岳地帯でのハイキングなら、登山をサポートしてくれるハイキングポールがおすすめです。エベレストのような高山に挑戦するなら、ポールだけでは不十分かもしれません。

ポールの構造について簡単に説明します。ポールにはさまざまな地形に対応できるよう、交換可能な先端パーツが3種類付属しているものがあります:

  • チップ:尖った金属製の先端で、柔らかい土や氷にしっかり刺さります。ポールが緩んだり、岩の間に挟まったり、紛失したりすることがあるため、最も交換頻度が高いパーツです。
  • ラバーキャップ:ゴム製の先端で、舗装された道を歩くのに適しています。
  • バスケット砂地や雪、柔らかい土の上で使用し、ポールが深く刺さりすぎるのを防ぎます。

2. ポールの長さとストラップの調整

まず、肘を90度に曲げて腕を体の横に置きます。その状態でポールの長さを調節し、グリップを握ったときに先端が地面に触れるようにします。

一般的には、グリップが腰の高さになるように設定すると良いでしょう。ハイキング中に長さが合わないと感じたら、適宜調整してください。

次に、ストラップがねじれないように手首から手を通し、グリップを握ります。

ストラップは手を離してもポールが落ちない程度に調節し、手首が締め付けられず快適に動かせるようにしましょう。

3. 正しいグリップの握り方

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ポールを準備したら、近所を少し歩いてグリップの握り方に慣れましょう。ストラップに手を通し、親指でストラップを押さえます。親指と人差し指で軽くグリップを握り、他の指はリラックスさせます。強く握りすぎないように注意しましょう。ストラップがポールを支えてくれるので、軽い握りで十分です。

ストラップは歩行時の衝撃を吸収し、手に伝わる振動を和らげてくれます。ストラップを調節して、指先だけでグリップを握っても手が支えられるようにすると、一日中歩いても手首の疲労を軽減できます。

平坦な道ではストラップに任せ、下り坂や不安定な地形ではしっかりとグリップを握るようにしましょう。

4. ポールを使った歩き方

ポールを使う際によくある誤りは、腕を大きく動かしすぎることです。腕は自然な位置に保ち、ポールそのものではなく肩の動きで体を前に進めるよう意識してみてください。

歩くときは、進める足と反対側のポールを前に出します。

最初はポールを後ろに引きずるように歩いてみて、慣れてきたら徐々にポールの先端を前方の地面に軽く突くようにします。

こうすることで、ポールが歩行の自然な延長として機能し、無理なく使えるようになります。

5. ポールの正しい保管方法

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ハイキング後、ポールを収納する前に各セクションに自分の最適な長さを油性マーカーで印を付けておくと、次回の調整が楽になります。

雨天での使用後は、ポールを分解して乾燥させてから収納し、良好な状態を保ちましょう。汚れや機構の不具合がある場合は、メーカーの指示に従って清掃してください。

6. ボーナスヒント:坂道でのポールの活用

登り坂:トレッキングポールは、急な坂を登る際に安定性を高め、肩や背中の筋肉を活用することで膝や脚への負担を軽減します。必要に応じてポールを少し短くすると、より効果的に使えます。

下り坂:下りではポールを少し長く設定し、バランスを取りながら慎重に歩きましょう。ただし、ポールだけに体重をかけたり、完全に頼ったりしないでください。ロック機構の故障は大きな事故につながる可能性があります。

ポールはあくまで補助として使い、松葉杖のように使用しないように注意しましょう。

適切なトレッキングポールの選び方と使い方をマスターすれば、ハイキングがより快適で安全になります。ぜひ次のアウトドア冒険で試してみてください!

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